不倫がテーマのおすすめ映画9つ
世界中には、不倫をテーマにした作品はたくさんあります。
その中でもおすすめの不倫映画をピックアップしました。
映画の見どころも一緒に説明していますので、まだ見ていない作品があれば見てみてください。
マディソン群の橋
1995年に公開されたアメリカ映画で、1992年にロバート・ジェームズ・ウォラーが発表した小説「マディソン郡の橋」が原作です。
この小説はアメリカはもちろん、日本や世界中でベストセラーになっています。
映画は、製作・監督・主演ともにクリント・イーストウッド。
アイオワ州の田舎、マディソン郡が舞台で、ある平凡な女性が亡くなったところから映画が始まります。
しかし、子どもたちが彼女の遺言や日記を発見し、それらを読むと衝撃的な事実が判明するのです。
母親は30年も前、たまたま町にやって来た中年のカメラマンと4日間の不倫恋愛を繰り広げており、それからもずっと彼のことを思い続けていたのです。
不倫であるはずなのにあまりにも純粋な愛と、30年たった純愛の行方に感動します。
本来であれば許されることのない不倫が美しく描かれた大ヒット作品です。
失楽園
1997年公開の日本映画で、渡辺淳一のベストセラー小説「失楽園」が原作です。
映画は大ヒットとなり、テレビドラマ化もされています。
失楽園という言葉が流行語にもなるほど、話題の作品となりました。
主人公は、出版社の編集者である久木祥一郎と、楷書の君と呼ばれる淑やかな書道講師の松原凛子。
映画の大きなテーマは不倫ですが、大胆な性描写が多いことで注目を集めた作品です。
久木祥一郎役には役所広司、松原凛子役には黒木瞳が演じ、ふたりの濃厚なラブシーンは話題となりました。
バリバリと仕事をしていた久木は暇な部署に異動させられ、生きる意欲や人生の目標を見失いかけていたところ、凛子と出会います。
一方、凛子は子どものいない夫婦生活の中、夫とはしっくりこず、夫への愛情も薄らいでいました。
そんなふたりはやがて惹かれ合い、会うたびに体の関係を持つようになっていきます。
凛子は夫との間では感じることのなかった性の快楽と喜びを知ることで、ますます久木にハマっていきます。
男と女はいったいどこまで愛し合えるのだろうか。
そう思わせる衝撃的なラストシーンも特徴です。
サヨナライツカ
2009年に公開された日本映画で、原作は辻仁成のベストセラー小説です。
西島秀俊が演じる主人公の東垣内豊は、婚約者のいる好青年。
そして、中山美穂が演じる真中沓子はタイのバンコクに住む謎の美女です。
ふたりは体の関係を持ったことから頻繁に会うようになり、のめり込んでいきます。
今まで愛されることに価値を見出していた沓子ですが、豊との恋愛で人を愛することを知るのです。
やがて、ふたりの関係は豊の婚約者にバレてしまいます。
豊は婚約者のもとに帰っていきますが、本当の愛を知った沓子は、今までの派手で謎めいた美女から素の女性へとなっていくのも印象的です。
映画の中で、「人は死ぬ時、愛されたことを思い出すのか、愛したことを思い出すのか」というセリフが出てきます。
あなたはどちらでしょうか。
そして、思い出す相手は誰になるのでしょうか。
そんなことも考えてしまう映画です。
25年もの月日が流れ、再開したふたりのラストシーンも見逃せません。
恋に落ちて
1984年のアメリカ映画で、日本では翌年の1985年に公開されています。
この映画がきっかけとなり、テレビドラマ「金曜日の妻たちへ 恋におちて」が大ヒットになりました。
この映画は題名の通り、恋はするものではなく落ちるもの、というのがテーマになっています。
不倫ではありますが、限りない純粋な恋愛ストーリーに心が打たれます。
ロバート・デ・ニーロが演じるフランク・ラフティスと、メリル・ストリープが演じるモリー・ギルモアのふたりが、大人の恋愛を見事に表現した作品といえます。
クリスマスシーズンの中、とある書店で偶然的に出会ったふたりは、その後電車の中で再開し、それからは待ち合わせて同じ電車で家に帰るようになりました。
ふたりに体の関係はなく、あくまでもプラトニックを貫き通します。
そのことがより愛の深さを表しており、愛するがゆえの苦悩も伝わってきます。
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お互いのパートナーに不倫がバレてしまい、別れることになったふたりですが、ラストシーンでは2度目のクリスマスイブに再会します。
再会シーンでは、不倫とはいえ純粋な大人の愛に感動します。
不機嫌な果実
1997年に公開された日本映画で、松竹が公開している作品の中では初めて成人映画として指定されました。
原作、は直木賞作家である林真理子による「不機嫌な果実」です。
発売された時の単行本の帯には、「夫以外の男とのセックスはどうしてこんなに楽しいのだろうか。衝撃の問題作!」と書かれていました。
1997年と2016年にはテレビドラマ化もされています。
映画では、南果歩が演じる水越麻也子が、結婚して6年の夫との性生活に不満を感じており、昔の恋人であった根津甚八が演じる野村修と不倫を始めます。
その後、野村には他に恋人がいると分かったため、今度は美木良介が演じるピアニストの水越航一と恋に落ち、離婚をして水越と再婚をするもののうまくいきません。
そして再び、野村と会うようになっていきます。
夫とうまくいかないことから不倫相手とのセックスにハマっていきますが、女の幸せはいったいどこにあるのだろうか。
そんなことを考えさせられる作品です。
夜明けの街で
2007年に単行本になった東野圭吾の人気小説「夜明けの街で」が原作で、2011年に映画化しています。
舞台は横浜で、サザンオールスターズの曲「LOVE AFFAIR ~秘密のデート~」に影響されて書かれおり、歌詞に沿った内容がところどころ出てきます。
不倫否定派であった大手建設会社の課長、渡部を演じるのが岸谷五朗。
そして、不倫相手となるのは、派遣社員として会社にやってきた仲西秋葉を深田恭子が演じています。
渡部と秋葉は徐々に深い仲になっていくが、その中で秋葉は15年前に起きた殺人事件の容疑者であることを知ります。
まもなく時効を迎える謎の事件と不倫。
渡部が愛した女性は、天使なのか悪魔なのか。
不倫関係と殺人事件が絡み合い、複雑にストーリーが進行していきます。
秋葉役の深田恭子のかわいさも話題を集めました。
東野圭吾ファンはもちろん、そうでない人も見逃せない作品です。
隣の女
1981年に公開されたフランス映画で、不倫がテーマですが、複雑な人間の心理が描かれています。
とある夫婦のお隣に引っ越してきた夫婦。
それは、元恋人だったのです。
いつの間にか、元の恋人同士で深い仲になりますが、罪悪感にかられていきます。
悲劇的なエンディングではありますが、とても見ごたえのある作品です。
ラストシーンで使われたセリフ「一緒では苦しすぎるが、ひとりでは生きていけない」は、作品のキャッチコピーとなっています。
そのセリフが、ふたりの不倫恋愛のすべてを物語っているともいえます。
フランス映画を見たことがない人にもおすすめできる作品です。
スイートリトルライズ
2004年に単行本が発売された江國香織の小説が原作で、中谷美紀と大森南朋のW主演として2010年に映画化されています。
いっけん仲がよさそうな夫婦なのですが、心は離れていました。
そんなふたりは、それぞれに不倫を始めます。
「人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに。」がキャッチコピー。
秘密の恋をもつ夫婦の行方は?
そして、小さなウソが積み重なった結末はどうなっていくのでしょうか。
淡々と進んで行く落ち着いた映画ですが、登場人物の心情が考えさせられます。
危険な情事
1987年に公開されたアメリカ映画で、不倫によるサスペンスストーリーです。
ふとしたことから始まった遊び感覚の不倫関係ですが、女性側は遊びではありませんでした。
女性が本気になり、逃げる男性をどこまでも追いかけていきます。
やがて、彼女の行動は常軌を逸していくのです。
他のラブストーリーと異なった内容になっているので、サスペンスが好きな人にはおすすめです。
不倫をテーマにした映画は多い
不倫をテーマにした作品は、世界中にたくさんあります。
ラブストーリーを中心としたものから、辛い心理状態を描いたもの、サスペンスの要素を含むものなど種類も様々です。
その時の気分によって見たいジャンルの不倫映画を決めて、日常生活の気晴らしにしてみてください。